武道と男の和服

峯風庵の男の茶道塾メンバーに、最近、格好いいオヤジが仲間入り。
本業はインダストリアルデザイナー、副業は男の和服のデザインと販売。経営されている男の和服のお店のパンフレットの写真モデルも、ハンサムなプロ外人モデルとご自身が務めている。外人モデルより渋さが光っていてる。


いつも、ご自身でデザインされた現代風に少しアレンジされた和服で、稽古に現れる。
長く、合気道と居合いをされていて、和の文化にどんどんはまっていかれたとか。
和の文化は、まず、形から入る。着るものを変えることで、気分も変わり、心も考え方も変わったりする。
昔から、日本のオヤジには着物を着せたいと思っていたので、
彼の試みには拍手喝采。
大沢親分や大島渚監督の着物姿は、格好いい。
お茶の点前も、柄杓の扱いは、風炉の季節は弓を射る所作から考案されているので、飲み込みが早い。茶杓の扱いも刀を扱う感じでというと、さっとできる。
茶杓の長さは手裏剣の長さ。戦国時代の武将たちがお茶をしていたわけだから、いざというときには、武器に変わったのかも、とか、話も盛り上がる。
少し時間があって、和服の君に、いろんなこれまでの人生、そして、これからの目標について語っていただき、かなり感激。

三年前までは無茶やってたんです〜。えっ?
若い子達をしかる大人がいなくなって、これではいかんと。
シンナーやってるお兄ちゃんや電車で迷惑行為をしているやからがいると、力でねじ伏せて説教していたそうな。3年前に、悪をやってる若い衆に説教して、反対に殴られ、死ぬほどの大怪我。
息子さんから、「オヤジ、頼むからやめてくれ〜〜」と。
それからは、一人ではやはり、ヤバイなと思ったそうだ。
今、和服を楽しむ男の会を主催されていて、面白い人たちが集まっているという。現代に和服を着るオヤジたちは、心に余裕がある。
そんなオヤジたちと一緒に、怒る大人がいなくなって方向性を失ったりしている若い人たちを育ててゆこうと考えているという。今度は武力ではなく、話し合いで。

実は、僕もまだまだなんですけどね〜と。

彼も先日、元気なオヤジ倶楽部の仲間入りをしてくれた。これからが楽しみだ。なんかやらかしてくれそう。

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