秋の龍神温泉と村めぐり レポート

天高く、雲もぽっかり、秋の空。
本日、晴天なり。まさに旅行日和。

天王寺駅に集合したのは案内人のつばさプロジェクトの越道さんを入れて8名。まずは円陣を組んで自己紹介。なんか、気恥ずかしいけど、越道流。

2時間半の快適なドライブで、龍神村に到着。深い山をぬって蛇行して流れる川が、龍神そのものに見えたのは私だけか?

現地案内人の松場さんと合流して、彼が住む宮代集落の文化祭を見学させていただく。10年前に龍神の木材を使って建てられた小学校が会場です。天井が高くて、気持ちがいい。きっと、おおらかな子供たちが育つことでしょう。

村の方々の作品や昔の生活道具、大きなかぼちゃなどの農産物の展示を、楽しく拝見。餅つきのお餅も、「どうぞどうぞ」と言われるままに、パクつく。単なる観光客なのに、「こんなええ目をさせていただいていいのかしら」と、ちょっと複雑な思い。

ともあれ、小学校というのはノスタルジーがあって、オヤジもオバサンも、にっこり顔がほころんでゆきます。小さな木の机に椅子。ちょっと座らせていただいて、記念撮影。お付き合いいただいた小学生の皆さん、ありがとうね。

続いて、本日のメインイベント、村めぐりに出発。
ゆっくりと森林の中や集落を1時間かけて歩く。途中、現地案内人からは、鹿の背の高さまではすっかり葉っぱがない木々、むささびが引っかいた木の傷跡、鹿の足跡、香りのよい桂の葉っぱなど、ビューポイントを教えてもらいながらの散策。
吊り橋をわたる時は、バランスをとり、揺れないようにモデルウォークで。でも、しっかり揺らしている人がいました。誰かは内緒。

あちこちに、ひっそりと佇む石の仏様を見かけます。優しく村人を守っているようです。

現地案内人は、農業と林業をやりながら会社勤めもしているそうです。朝は毎日7時からホテルに宿泊する観光客のために村歩きの案内。働き者です。途中、奥様も合流。「うちの家内には角があるので、怖いんです。」と。こんなに働きものの旦那さんに角を出すチャンスがあるのだろうかと思いつつ「女性はみんな、角を隠していますよ。」と、私。
松場さんのお話で、感動したこと。「田んぼの稲を刈って、そのまま、雑草が生えるままにしておいてもいいのだけれど、私たちは、田んぼに感謝して、ちゃんと草を刈るんです。」

天地の恵みをもたらしてくれるものへの感謝。都会で慌しく暮らしていると、ついつい忘れてしまいます。いいお話が聞けました。

小高い丘に立つ、1000年の歴史を持つ薬師堂で、お昼ご飯。地元の主婦の皆さんで起業された龍神ハートさんの手作りのお弁当です。栗入り黒米ご飯、里芋の団子揚げ、こんにゃくの味噌田楽、こちらではゴンパチと呼ばれるスカンポの炒め煮、あまごの甘露煮などなど。地元の食材を生かした、しみじみ、ほのぼのするお弁当。この日は、間伐材の弁当箱でなかったのが、ちょっと残念。あれは、龍神からのメッセージだと思うので、続けて欲しいもの。

温泉にはゆっくり浸かって、と、案内人の越道さんの配慮がうれしい。日本三美人の湯といわれる龍神の湯。美肌効果があるとのこと。オヤジも美男になったかな。
数ある温泉の中で、今回は、季楽里龍神を選んでいただいていた。建物も新しく、ロビーもゆったりして、気持ちがいい。温泉は、これはもう言うことなし。ぬるめの湯にゆったり浸かって、ああ、幸せ。露天風呂もゆったりサイズ。テラスから見える景色にも、少し紅葉が彩りを添えています。

龍神村は、自然や景観がすばらしく、その風情に魅かれて、料理人やアーチストが移り住んで、村に文化を根付かせているのも魅力。
そのうちの一人、石釜パンの店「もんぺとくわ」にお邪魔しました。人気のパン屋さんで、パンはすでに売り切れ。でも、ほんの少し、ピタパンが焼けたところで、熱々をほうばることができました。

お約束の囲炉裏カフェは、なんと本日お休み。で、私のおすすめの木工の店、G.WORKSにご案内する。ここのオーナーも大阪の大手企業からの脱サラ。素敵な手作りの家具、メッセージ性のある地元作家たちの雑貨など、なかなかの品揃え。龍神へ来たときのお楽しみスポットなのです。
お土産に買ったのは、木っ端を使ったおもちゃの自動車、廃油を使った石鹸。なかなかおしゃれです。

もうそろそろ、大阪へ向けて出発。もう少しゆっくりしたかったな、名残惜しいな、そう、思うわせるところも、案内人の仕掛けなのかも知れません。
余暇ナビゲーターと行く旅、なかなか楽チンな旅でした。越道さん、案内ありごとうございました。

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