蜜柑農家体験・農家民宿視察ツアー レポ
和歌山駅から車で1時間ほどのところに、こんなに心を癒してくれる田舎があるなんて、今回も大きな収穫がありました。収穫の一つは、田舎暮らしは夫婦仲良く。
蜜柑農家の吉田さんご夫妻、農家民宿の平井さんご夫妻(写真真ん中)、いろいろご馳走様でした。

都会では熟年離婚が流行っているそうですが、田舎では、それはまずない。
夫婦での共同作業、助け合い、思いやりがなければ田舎暮らしは成りたたない、楽しめない。セカンドライフからの夫婦の生き方を考えるとき、田舎の仲の良いご夫婦の姿に、たくさんヒントがいただけそうです。
さて16日の最初のプログラムは、蜜柑農家体験。やはり、観光蜜柑狩りとは、ぜんぜん違いました。

思ったより、蜜柑の木が低いので、ちょっとホットする。私でもできそう。
テボという収穫した蜜柑を入れる袋、ハサミ、軍手が手渡され、吉田さんから、蜜柑取りの説明を受ける。
自然に近い形で育てられている吉田さんの蜜柑園は鳥や虫たちにも大好評。人間より安全で美味しいものがわかるようだ。
ひよどりがつついた蜜柑はとっても甘いそうだ。
どの木が甘いかなと、あっちこっち味見。
おいおい、そこのオヤジ。満面の笑みをうかべて、一つ一つ愉しんで取ってるけど、そこの木、全部、とってくれなくては。あとで、また吉田さんご夫婦が残りを取らなくてはいけないんだよ。頑張るのだ〜。

それぞれ、テボに数杯蜜柑をとって、お昼ご飯休憩。
吉田婦人、心づくしの豚汁とおにぎり、和歌山名物なれ寿司。労働(?)のあとの野外でのごはんは格別美味しい。

昼からは、作業にもなれ、俄然、収穫量がアップ。
山積のコンテナを見ていると、なんだか爽快。ホワイトカラーの仕事は、自分の仕事の成果がなかなか見えにくい。でも、今した仕事が、ほら、目の前に。これは、気持ちがいい。農業の魅力の一端がわかったような気がした。
収穫した蜜柑を、今度はインディ・ジョーンズの映画にでてくるようなトロッコで山の斜面をとおって、おろして行く。急勾配野ところやカーブは、結構スリルが。

午後4時 吉田農園をあとに、紀美野町の農家民宿へ。
気さくな平井さんご夫婦が迎えてくださる。
まずは、本日のご飯をかまどで炊く。おくどさん、へっついさん、などと呼ばれるかまど、懐かしい響きです。
杉の枯れ枝に火をつけて、薪をくべる。火ふき竹でフーフー吹いて火力をあげる。一升五合の米が焼く20分で炊き上がる。湯気と檎hさんの甘い香りが立ち込める。炊きたてのご飯を、味みさせてもらって感動。

あ、Tさんがいない。お風呂入ってたけどまだでてこない。心配するほど時間がたって、「ああ、いい気持ちや〜」と。平井さんのところは湧き水が豊富で、お風呂も沸き水。滑らかなお湯と木の浴槽が、いつまでも入っていたくなるお風呂。これも、民宿ひらいの目玉です。
夕食は、猪鍋と地鶏の鍋。どちらの肉も今まで食べた中でここのが一番うまいと、皆さん、大絶賛。野菜も新鮮な地のもの。すぐに柔らかく甘く煮える。
奥様の手料理の味付けは、うなるほど。醤油を控えて、塩でうまみを引き出している。かぼちゃとさつまいものいとこ煮、ご主人が育てた大きななめこの卸し合え、柿の酢の物などなど。さすが、食道楽の大阪人だ。平井さんご夫妻は、大阪の方、もと薬剤師さんとサラリーマン。8年前に、この農家を借受け、民宿をはじめられたそうだ。

朝、あいにくの雨とおもっていたら、しだいに晴れてきて、ラッキー。民宿の縁側から見渡る開けた景色に、うっとり。縁側って、いいですね。
朝ご飯も、数々のおかずがバランスよく整えられ、茶粥、手作りこんにゃくの刺身も絶品。

朝ご飯を堪能したら、お正月の注連縄づくり。

近所の80歳をこえるという美しい「おばちゃん」が、注連縄作りの先生だ。
藁をひねって、編んでゆくのだが、なかなかいうことを聞いてくれなくて四苦八苦。
それでも、何とか先生のご指導で、各自、注連縄が完成。御幣、裏白、葉月蜜柑を飾って完成。あれ、一人、裏白くない。これはね、おなかの中は真っ白ですよっていう意味があって、裏を向けるのだそうですぞ。腹黒は誰だ!(笑)

平井さんご夫婦の案内で、近くの600年たった田舎家や、すばらしい鯉を飼っていらっしゃる老夫婦をたづねたり、田舎の旅も終盤。

ラストのプログラムは、海南のパンが美味しいレストラン。周りにはなにもないのに、車がたくさん止まって、焼きあがるパンがどんどん空になっていく。知る人ぞ知る、ベーカリーテラス ドーシェル。季節の野菜にこだわった料理とパン、コーヒーのセットが1200円。レストランからの眺めも最高。田舎でのビジネスの成功プランとして、ぜひ、一見を。

大澤先生、ご案内ありがとうございました。
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