「大人の遠足 石釜と穀物の美味しい一日」レポート
10月7日に開催した、イベントのレポ。
秋晴れの京都の山里、靜原の一日は、楽しさいっぱい、お腹もいっぱいで、今回もレポート長〜くなりそう。よ〜し、一気に書くぞ〜!キャンセルが出るかもしれないと定員オーバーの受付をしていましたが、一人も欠ける事無く22名が参加。会場のカフェ・ミレットは、週末だけ自宅を開放してのレストラン&イベントスペース。20名様が限度かなと言われていたのに。ごめんなさい。何とか対応していただきました。
遠くは金沢から参加いただいたご夫妻も。今回はご夫妻での参加が多くて、なかなかいい感じ。
10時に会場に集まり、今回の催しの講師役、隈岡さん(通称、くまさん)と樹里さんを、皆さんにご紹介。
くまさんはサラリーマンをしながら、週末に農業をされています。本日の石釜のパン作りや石釜を使った食材の調理をご指導いただきます。写真は本日の石釜です。
樹里さんには、お得意のオーガニック料理をご馳走になります。写真は、庭に生えてるローズマリーを摘んでオリーブオイルと塩で調味した皮ごといただける有機栽培の小芋料理。
若いお二人を紹介していたら、樹里さんのお父様のyasuさんが、「おいおい、moriさん、俺はなんにも聞いてないぞ〜」と、奥から現れて。テレやさんなのに、皆さんに挨拶してくれました。Yasuさんは、京都の某大学の教授であり、世界的に活躍するアーティストでもあり、大昔からの知り合いなのですが、今回はお嬢さんに用事があったので、お父様は蚊帳の外だったのです。笑。
さてさて、会場のカフェ・ミレット。ご自宅のリビングなのですが、なかなかいい感じ。
昔の脱穀機や手作りの家具、窓の外にはヘチマも実っていて、オーガニックな食事をいただくには、ピッタリの空間。ご参加された方々も、この雰囲気がいいねと、口々に。




お天気もいいので、会場到着までの車窓から見た田んぼや畑、朝市をまず、見にゆくことに。皆さん、歩いていただけるとのことで、にんまり。せっかく、田舎に来たのだから、美味しい空気をいっぱい吸って、自然に溶け込んで、体を動かしてもらいたい。そして村の様子も身近に感じていただけたら、うれしい。



大人の遠足のはじまり、はじまり。
靜原は、山奥の里。なだらかな山々に囲まれ、集落の佇まいも、なぜかたおやかでやさしい女性を思わせます。小川にそって桜並木もあり、春もまた、すばらしい景色が楽しめます。
コスモスが秋風に、そよいでいます。彼岸花が、里に彩りを添えています。あっ、可愛い蛙を見つけた。蛇も見つけた。皆さん、楽しげに歩いています。



小さな小さな朝市に到着。午前8時から午後3時くらいまで、毎週日曜に、村の方々が自分作った野菜や惣菜、パンやケーキなどを販売しています。
おばさんたちが、我々集団の来訪に驚いて「今日は何の集まりですか??・」。
あちこちで、たちまち買い物が始まります。
今回は女性の参加も多いので、おばさんパワー炸裂!
かく言う私も、両手に袋。京都の漬物として有名な「すぐき」の間引き菜、有精卵の生みたて卵などゲットして、ニコニコ。


くまさんの田んぼはこの朝市のすぐ近く。
無農薬で米を作るのは、手間が大変なのだと。雑草も混じって稲穂が波うっています。
「実るほど 頭をたれる 稲穂かな」
づっしり実った黄金色の米。新米はもうとっくに出回っているけれど、自然に作っているので、まだ刈り取りはこれから。なるほど。
畦に植えていた枝豆も実っている。刈り取ってビールのつまみにと、しっかりいただいて帰ることに。


ミレットに帰って、早速、パン作り。
くまさんのパンは、乾燥プラムで作った自然酵母を使い、全粒粉30%、東北の無農薬の小麦、自家製の小麦をブレンドしたオリジナルなパン。
皆さん、思い思いの形でパンづくり。誰だ、アンパンマン作ったのは!。



パンを焼きながら、料理もつくってゆきます。石釜はとっても便利なんだなと実感。参加者の中からも、ぜひ石釜を作りたいと。レンガと泥と漆喰で、簡単にできるそうです。
石釜があると、いろんな料理がたくさん作れる。そうなると人を呼びたくなる。ライフスタイルが楽しいものに変わってゆく。これ、いいね。


そうこうしているうちに、パンが焼けるいい香りが。樹里さんのお料理も次々にテーブルに並びます。
いつもはアルコールは出さないとのことでしたが、オヤジの休日の昼食には、やっぱりビールとワインは欲しいと無理にお願い。自分が飲みたかったのだろうと、突っ込まれましたが、否定はしません。
オーガニックビールを軽井沢から取り寄せていただき、ワイン、日本酒、焼酎、数々に取り揃えていただきました。キリッとさわやかさのフランスの白ワイン、フルボディとまではいかないけれどしっかりした赤ワイン。秋のひやおろしの滋賀の地酒。セレクトがすばらしい。お酒のことはよくわからないという樹里さんに代わって、これはお父様のyasuさんの仕業でしょう。いいとこあるぞ、オヤジ。
お酒が飲めない人には、すっきりした紫蘇ジュースも用意されていました。



お料理は、肉、魚、乳製品を一切使わない樹里さんオリジナルのオーガニック料理。野菜だけなのに、美味しくて満足感いっぱい。体の中から浄化されるような感じです。
かぼちゃのキッシュ、インゲンと雑穀のサラダ、ひじきと根菜の和え物、ナッツの入ったドレッシングが美味しいシンプルな菜っ葉のサラダ、豆腐のハンバーグには香辛料がしっかりきいた大豆のソースがかっかっています。ミートソース?と思うようなこってりソースのパスタも美味しい。湯葉のフライ、大豆を発酵させたテンペのフライ。
焼き芋、小芋、もちろん、手作りパンも並びます。



昼食時間を利用して、自己紹介タイム。
いつもは、別々に行動しているのだけれど、今回の催しには、ぜひ夫婦で参加したかったと4組のご夫婦からメッセージをいただきました。中には、お酒が飲みたいので運転手に女房を誘ったんだと、こっそり打ち明けるオヤジも。笑。
本日は、yasuさんの外国人のお友達も遊びにこられ、一緒に交流することに。なんかヒッピーみたいな人たちがやってきたよ〜と。これこれ。

そこへ、yasuさんから、手打ち蕎麦と紅豆腐の差し入れ。紅豆腐は靜原で作られている絶品の豆腐。皆さん、う〜んとうなりながら食べています。
蕎麦打ちは20年のキャリアとか。全国の蕎麦屋を回って研究しただけに、こちらもうなるほど美味い。キッチンの一角に蕎麦打ちコーナーまで作ってしまっている。
「蕎麦修行というと誰も教えてくれないが、大学の先生の名刺を出したら、誰も蕎麦屋をやるとは思わないので、秘伝の技を教えてくれたりするので、ものすごいノウハウを持っているんだぜ。」と、自慢顔。うんうん、自慢してもいいよ、この蕎麦なら。
yasuさんは名のある茶人でもある。私のやってる抹茶ではなくて、煎茶の茶人。これまた本邦初公開の自宅の一角に立てた茶室をご覧ください。


「俺の蕎麦とお茶で、元気なオヤジ倶楽部のメンバー10人くらいで、また来てよ。」と。わあ、うれしい。また、一つ、お楽しみプログラムができました。次回は、渋いオヤジの遊びをしましょう。
まだまだ、予定があります。本日の次のプログラム。餅つきと栗大福づくり。
若いくまさん、餅つきできるのかしらと思っていたら、ひょいひょいと。自分で作った無農薬の緑米を使っての餅つきです。
満腹で動けないといってたオヤジも、どれどれ、腹ごなしにと、次々に挑戦。女性は餅を丸めたり、大福作ったり。なんか、昔の地域の共同体のような感じで、ちょっと、面白い。



石釜で炒った大豆を石臼で引いて黄な粉づくり。つきたての餅に、香ばしい黄な粉。おなか一杯と言ってた人も、どれどれと、また食することに。

石釜で炒ったコーヒー豆をひいて、コーヒータイム。かぼちゃのタルトもお茶請けに用意されていて、また食す。

さすがに、大福は入らない。お餅、大福、パンそれぞれお土産にいただいて帰ることに。
心もおなかも満腹、満腹。
終盤に、簡単なアンケートに答えていただいたのですが、今回お世話になった靜原の皆さん、樹里さんファミリーの心からのおもてなし、カフェ・ミレットの雰囲気、イベント全体の雰囲気、皆で交流できたことの評価ポイントが高く、ああ、良かったなと。
四季折々、また訪れたい京都の山里靜原でした。
おまけのレポ。
カフェ・ミレットにはペットのわんちゃんがいます。アンディという男の子なんですが、なぜか、倶楽部発起人yonedaさんがお気にいり。最初から最後までyonedaさんにまとわりつき、恍惚の表情で足にかぶりつく。動物に好かれる人は悪い人はいないというから、yonedaさんを見直したイベントにもなりました。爆笑。


はい、おしまい。ふ〜。
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